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四日市コンビナート先進化検討会のメンバーである市消防本部が第5回予防業務優良事例表彰において消防庁長官賞を受賞されました。

 市消防本部では、平成19年から市内のコンビナート企業と顔の見える関係を構築するため、「四日市コンビナート消防連絡会」を発足させ、自主保安体制の強化や消防関係法令の運用について協議を行っています。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、人との接触を可能な限り少なくすることが求められ、同連絡会の開催や消防事務の事前相談等の対面での対応が困難となりました。

 コロナ禍においても企業活動が停滞しないようにデジタル技術を活用したオンライン会議を消防本部でいち早く導入した取組や今までの企業との連携が評価されました。

 市消防本部がオンライン会議を導入するに至った経緯の一つは、昨年4月16日に全国に緊急事態宣言が発出され四日市コンビナート先進化検討会の活動が停滞するなか、4月23日に本検討会規制合理化関連部会の部会長(JSR㈱ 橋本保安防災部長)が消防本部を訪れ、緊急事態宣言前から自社で使用されていたオンライン会議システムのデモンストレーションを行い、有効性をPRしたことにより、市役所や消防本部でオンライン会議の導入が進みました。

  今後も、DX(デジタルトランスフォーメーション)や働き方改革を推進するための事務手続きの電子申請化を図るとともに、ドローンや非防爆携帯型電子機器の更なる活用を含めて、コンビナート企業の事業活動が円滑に進むよう市消防本部と連携を深めてまいります。

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