ドローン活用実績

ドローンフライト実績

検証日 検証事業所名
2020.11.25
(自社ドローン)
JSR株式会社四日市工場
2020.11.11
(民間ドローン)
三菱ケミカル株式会社三重事業所
2020.10.29 KHネオケム株式会社四日市工場
2020.10.12 三菱マテリアル株式会社四日市工場
2020.9.30 味の素株式会社東海事業所
2020.7.21 コスモ石油株式会社四日市製油所
2019.11.25 第一工業製薬株式会社四日市事業所
2019.11.19
(自社ドローン)
JSR株式会社四日市工場
2019.10.15 東ソー株式会社四日市事業所
2019.6.26 株式会社JERA 四日市火力発電所
2019.5.29 石原産業株式会社四日市工場
2019.3.28 JSR株式会社四日市工場

新技術の活用にあたって

四日市市では市消防本部において、危険場所での使用も想定した、コンビナート事業所におけるドローンの運用ガイドラインと製造所等における非防爆携帯型電子機器使用に係るガイドラインを作成している(ともにR1.5.1施行)。各社とも、両ガイドラインの内容に沿って適正にリスク対策を実施したうえでドローンの飛行や非防爆携帯型電子機器の使用を行っている。

三菱ケミカル株式会社三重事業所

飛行検証日 2020年11月11日(水)
飛行検証場所 三菱ケミカル三重事業所場内 タンク、プラント設備
目的 タンクヤードエリアのタンク・配管の外面状況の確認
プラント設備のストリ-トビューへの反映検証
実施したリスク対策 四日市市消防本部によるガイドライン活用
チェックリストの作成と活用
活用メリット 高所の設備点検の容易化、足場設置の費用削減
課題点 航空局へ申請してから飛行許可迄期間(2週間)を要す
申請から許可までの短縮を要望

KHネオケム株式会社四日市工場

飛行検証日 2020年10月29日(木)14時00分 快晴
飛行検証場所 蒸留塔
目的 ドローン搭載カメラの性能確認
ドローンの活用方法の検討
ドローン運用者 四日市市消防本部
活用メリット 高所点検の代替手段の検討
点検画像のデータベース化

三菱マテリアル株式会社四日市工場

飛行検証日 2020年10月12日(月)9時30分 快晴
飛行検証場所 蒸留塔
目的 ドローン搭載カメラの性能確認
ドローンの活用方法の検討
ドローン運用者 四日市市消防本部
活用メリット 高所点検の迅速化
映像や画像を撮影し、過去の画像との比較分析

味の素株式会社

事業種類

食品・医薬品製造など

飛行検証日 2020年9月30日(水)14時00分 曇
点検対象の状態 三脚煙突
点検目的・箇所 煙突付帯部分(溶接部カバー、梯子部分など)
ドローン運用事業者 四日市市消防本部
活用メリット
  • 高層構造物の点検
  • ドローンカメラの性能確認
その他
  • 30倍ズームカメラにより詳細確認が可能であることが分かり、今後自社でも高性能ドローンを購入検討する。

コスモ石油株式会社四日市製油所

事業種類

石油精製業

飛行検証日 2020年7月21日(木)9時00分 快晴
飛行検証場所 危険物配管ラック(稼働中)
目的
  • 危険物配管の外面状況確認
  • ドローン搭載カメラの性能確認
ドローン運用者 四日市市消防本部
活用メリット
  • 高所配管点検の迅速化
  • 死角となる場所を高所から撮影し、各部署と情報共有が可能

第一工業製薬株式会社

事業種類

化学工業

飛行検証日 2019年11月25日 10:00~12:00、14:00~16:00
飛行検証場所 千歳工場 ボイラー施設、危険物製造プラント(停止中)
霞工場  製品倉庫、危険物製造プラント(稼働中)
※稼働中の危険物製造プラント上空飛行は、JSR(株)に次いで日本で2番目
点検目的・箇所 建屋の屋根、ベンチレーター等の腐食状況確認
ドローンでの撮影品質、活用性の検証
ドローン運用事業者 四日市市消防本部ドローン運転チーム
実施したリスク対策 四日市市消防本部によるガイドライン活用と打ち合わせ
チェックリストの作成と活用
飛行経路への安全監視者の配置
活用メリット 高所の設備点検の容易化、足場設置の費用削減

JSR株式会社 四日市工場

事業種類

化学工業(合成ゴム、合成樹脂、電子材料等製造)

飛行検証日 2019年11月19日(火) 快晴 風ややあり(約4m)
飛行検証場所 高圧ガス・危険物製造プラント(稼働中)
上空を飛行し、カメラ撮影実施
目的 非危険エリア飛行(道路上)では死角となる箇所へのアプローチ、 安全飛行技術の確立、通信障害(電波障害や磁性影響)の問題確認
ドローン運用者 JSR(株)四日市工場(鹿島工場と協業)
活用メリット 高所の設備点検の容易化、点検頻度向上による設備管理強化
非危険エリア飛行では死角となる箇所の点検

東ソー株式会社

事業種類

化学工業(石油化学を含む)

飛行検証日 2019年10月15日
点検対象の状態 通常運転時
点検目的・箇所 危険物・屋外タンク貯蔵所/ナフサタンク※の外観点検※2種危険場所
ドローン運用事業者 四日市市消防本部
  • DJI/PHANTOM4PRO(ProV2.0プラス)
  • DJI/MATRICE(M210) …30倍望遠カメラ搭載
活用メリット 高所作業の削減 (コスト削減、点検時間短縮、転落リスク低減)
  • 高所の塗装・保温材の目視点検代替の可能性
  • 30倍望遠カメラでは、安全場所からの遠方撮影可能 (但し、方向限定)
その他 飛行可能な気象条件の制約(風速、雨)等の課題の他、逆光による陰影が目視確認の支障となる。

株式会社JERA

事業種類

電気・ガス業

飛行検証日 2019年6月26日
点検対象の状態 現時点で非危険物エリアでの訓練飛行のみのため、点検対象は設定しておりません。
点検目的・箇所
(配備目的)
災害時の構内被害状況の早期確認
足場が必要な高所設備状況の確認(煙突、建屋の屋根等)
発電設備の巡回(予め点検する位置や高度を設定して巡回させ、ドローン回収後に動画もしくは静止画にて異常の有無を確認する。)
ドローン運用事業者 自社(株式会社JERA)
実施したリスク対策
  • アプリの異常終了、コンパスエラー、強風下の飛行等を想定し、対処方法について、整理
  • 重要設備上空等、飛行禁止区域の設定
活用メリット
  • 災害時に構内被害状況を早期に情報収集が可能
  • 設備点検(特に高所)
  • 設備巡視(決められたルートの自動撮影等)
課題点
  • ドローンの飛行条件が厳しい(強風時と雨天時は飛行不可)
  • パイロットを養成しても転勤等で不足している。
  • ドローンが故障するとパイロット養成に支障がある。

石原産業株式会社四日市工場

事業種類

化学工業

飛行検証日 2019年5月29日
点検対象の状態 休止設備(スレート鉄骨建屋)
点検目的・箇所 風・建物が飛行に与える影響調査
ドローン運用事業者 四日市市消防本部
活用メリット
  • 設備点検の効率化が図られる。
その他
  • 災害時の設備の状況確認にも活用したい。

JSR株式会社 四日市工場

事業種類

化学工業(合成ゴム、合成樹脂、半導体材料等製造)

飛行検証日 2019年3月28日 10:00~12:00
飛行場所 非危険物エリア(JSR四日市工場内動力プラント配管ラック)
点検目的・箇所
  • 工場の配管、棟、槽の高所での機器状態管理(将来予定)
  • 場内パトロール(将来予定)
ドローン運用事業者 四日市消防本部ドローン運転チーム ⇒ 今後は自社での運用計画中
実施したリスク対策
  • 四日市消防本部によるガイドライン活用と打合せ
  • 経済産業省ガイドラインの活用によるチェックリスト作成と活用
  • 消火器の準備
活用メリット
  • 人が容易に近づけない高所の迅速な状態確認
  • 足場不要となるコストダウン
課題点
  • 工場における通信障害の確認
  • ドローン画像の解析技術向上

消防本部によるJSRでの飛行テスト

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