令和6年11月15日(金)四日市商工会議所1階ホールⅠで四日市コンビナートカーボンニュートラル化推進委員会と合同勉強会を開催しました。
当検討会は15時35分から、「第14回四日市コンビナート先進化検討会」においてスマートコンビナート実現推進部会新方式活用スマート化グループにおけるコスモ石油株式会社四日市製油所からの取組紹介があった「デジタルツイン構築と生成AI 活用の実例」について、コスモ石油株式会社 四日市製油所日常保全課長 林 智希 氏とCognite 株式会社 マーケティングマネージャー 丸山 ひかる 氏にご登壇いただき、「Cognite Data Fusion®」によるデジタルプラント化の構築と生成AI の活用についてご紹介をいただきました。また、COSMOの導入事例として、操業に関する必要な情報が、プラットフォーム上で迅速に統合・関連付けされ、ワンクリックで取得できることや、利用する人がデジタル人材として貢献し、効率化と現場変革という多角的な効果を生み出している点についてもご紹介いただき、ご講演後は会場からデータ化や操作・研修方法などに関する具体的な質問も出ており、各社の関心の高さが感じられました。
今回の勉強会は、四日市コンビナートカーボンニュートラル化推進委員会との合同勉強会として、経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 水素・アンモニア課 係長 吉田 将大 氏をお招きし、「水素等を巡る最近の動向について」水素・アンモニア課での補助制度などを中心にご紹介をいただくとともに、日揮ホールディングス株式会社 サステナビリティ協創ユニット インキュベーショングループ 廃プラ油化事業チームリーダー 島村 卓宏 氏より、「ケミカルリサイクル技術の動向と展望」と題して、石油化学コンビナートである四日市コンビナートのある本地域においても関心が高い、化学品原料のカーボンニュートラル化に向けて、今後の本格活用が期待されるケミカルリサイクル技術の動向や日揮プロセスの概要についてご紹会をいただきました。
会場には両会の委員企業・関係行政より総勢60名を超える関係者が参加しました。
今後も、定期的にこういった勉強会等を開催し、様々な情報収集を図り、四日市コンビナートの競争力向上に努めてまいります。
今後も、こういった取組を引き続き全国に発信していきたいと考えています。