四日市コンビナート先進化検討会

　１１月１７日（木）に経済産業省（高圧ガス保安室、石油精製備蓄課、素材産業課）を、山根規制合理化関連部会長（味の素株式会社東海事業所 次長兼総務・安全環境部長）、舘副市長、事務局（工業振興課、東京事務所）とで訪問して、四日市コンビナート先進化検討会の取組報告等を行いました。

　冒頭の舘副市長の挨拶の後、事務局から四日市コンビナート先進化検討会やカーボンニュートラル化に向けた検討委員会の取組概要等について説明を行いました。

　また、山根規制合理化関連部会長からは、味の素㈱東海事業所が取り組むウェアラブルデバイスの導入についての紹介がされました。

　高圧ガス保安室からは、「現場で非防爆携帯型電子機器を使用したい旨の声はよく聞くが、四日市市のように実際に導入できている地域はなかなかない。一度その先進的な取り組みについて視察したい。」とのお話をいただきました。

　石油精製備蓄課からは、「カーボンニュートラル化に向けた水素・アンモニアの導入の取り組みについては政府としても力を入れており、伊勢湾周辺には大きなポテンシャルがあるので応援していきたい。」とのお話をいただきました。

　素材産業課からは、「各企業が集まって将来について話す機会がある点で本当に進んでいる地域であり、味の素のバイタルセンサーのように企業間で情報の横展開ができている点もすごいことである。」とのお話をいただきました。

　引き続き、四日市コンビナート先進化検討会は積極的な情報発信を行い、経済産業省や企業訪問等を通じて情報収集を図るとともに、民間企業での更なる検討が進むように連携を深めていきます。