今回は台風10号の接近もあり、完全オンラインで、「第14回四日市コンビナート先進化検討会」を令和6年8月27日(火)15時から開催しました。
今回は、会長である成城大学の平野教授をはじめ、味の素㈱東海事業所、石原産業㈱四日市工場、㈱ENEOSマテリアル四日市工場、キオクシア㈱、KHネオケム㈱四日市工場、高純度シリコン㈱、コスモ石油㈱四日市製油所、昭和四日市石油㈱四日市製油所、㈱JERA四日市火力発電所、第一工業製薬㈱四日市工場、DIC㈱四日市工場、東ソー㈱四日市事業所、東邦ガス㈱四日市工場、日本アエロジル㈱四日市工場、三菱ガス化学㈱四日市工場、三菱ケミカル㈱東海事業所、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱四日市工場の全17社に加え、三重県雇用経済部、四日市市環境部、四日市市都市整備部、四日市市消防本部の関係者が参加しました。
WEB開催ではありましたが、総勢約40人の参加となりました。
昨年度後半から本格的に所管行政などに相談を開始するなど活動を進めている「スマートコンビナート実現推進部会」の規制合理化検討グループと申請手続きスマート化グループの状況について、申請手続きスマート化グループのリーダーでもある味の素㈱東海事業所山根部会長、そして規制合理化検討グループの三菱ケミカル㈱東海事業所山下グループリーダーより活動報告をいただきました。
昨年度各社から多くの検討テーマをいただいており、解決済みの案件はまだ両グループともに少ない状況ではありますが、所管行政窓口へ相談を開始しており、課題などの精査に取り組むとともに、新たな相談も進めていく旨説明がありました。
その後、同部会のもう一つのグループであり、新方式活用スマート化グループにおける報告として、各社からドローンの活用、DXの取組み、電子申請の状況などの進捗状況や自社等の先進的な取組みについて報告(紹介)が行われました。企業間で積極的で活発な質疑応答が行われ、今後の情報交換の話も出るなど効果的な情報共有が図られました。
今後も、各グループにおける活動を推進し、四日市コンビナートの産業競争力の強化につながる先進化、スマートコンビナートの実現に向け、学識経験者及び企業と行政は議論を深めてまいります。
活動の成果についても引き続き発信していきたいと考えています。