令和5年3月30日(木)15時から「じばさん」において、第11回四日市コンビナート先進化検討会を開催しました。
会場には、成城大学の平野教授、味の素㈱東海事業所、石原産業㈱四日市工場、コスモ石油㈱四日市製油所、㈱ENEOSマテリアル四日市工場、昭和四日市石油㈱四日市製油所、第一工業製薬㈱四日市工場、㈱JERA四日市火力発電所、DIC㈱四日市工場、東ソー㈱四日市事業所、東邦ガス㈱四日市工場、日本アエロジル㈱四日市工場、三菱ガス化学㈱四日市工場、三菱ケミカル㈱三重事業所、三菱マテリアル㈱四日市工場、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱四日市工場、中部近畿産業保安監督部、三重県雇用経済部の関係者が参加しました。
また、オブザーバーとして、キオクシア㈱もWEBで参加し、事務局を含め総勢約40人が参加しました。
産廃処理スマート化グループの活動は今年度で終了し、四日市地域環境対策協議会において当該活動を引き継いでいくことの説明があり、その後、新方式スマート化の進捗状況及び自社等の先進的な取組みについて報告が行われました。
さらに、個社が取り組んでいる先進的な事例の発表として、㈱JERA、DIC㈱、㈱ENEOSマテリアルからそれぞれ説明がありました。
その後、消防本部、環境政策課、三重県雇用経済部など、行政からも報告や意見をいただき、議論も実施しました。
本検討会の今後の活動方針として、規制合理化関連部会の名称をスマートコンビナート実現推進部会に変更し、その中に規制合理化検討グループ、申請手続スマート化グループ、新方式活用スマート化グループの3グループを設置する案などについて承認されました。
また、オブザーバーとして参加している、キオクシア㈱の委員への参画についても全会一致で承認されました。
今後も、学識経験者及び企業と行政は議論を深め、コンビナートのスマート化に向けた活動を推進し、四日市コンビナートの企業の競争力強化を図るとともに、この活動の成果を全国に発信していきたいと考えています。